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2023.03.02

コラム

ねじ・ボルト締め付けの社内勉強会に参加しました

営業部の鈴木と申します。

先日、社内にてネジ締めについての勉強会が催されました。

主に製造に関わるものが知識を持っていなければならない部分ではありますが、私は営業部の人間として参加させてもらいました。
(弊社では、スキルを向上させたいという意欲があれば他部署の勉強会で参加させてもらうことが出来ます!)

ネジ締め勉強会風景

弊社の試験機にもあらゆる場所で多様なねじが使用されています。

主力のばね試験機であるPROシリーズでも、板金を繋ぐだけでなく、基板・カップリング・ネジ脚など、様々な形状のねじが50本以上も。
弊社で多用している六角穴付ボルトの強度区分が一般的なネジよりもかなり高いものである、ということも初めて知りました。

もう一つ初めて知ったこととして、トルクレンチの握る位置を変えてしまうと設定したトルク値と誤差が生じてしまうこと。
内部機構にかかる力とネジにかかるトルクに差が出てしまうため、楽をしようとグリップの端を持ったりしてはいけないのだそうです。皆さんはご存じでしたでしょうか?

トルクレンチの種類

子供でもできるような単純な作業にも思われるネジ締めですが、正しい締め付け方、工具の選定などをしないとネジやネジ穴を損傷してしまい、思わぬトラブルや品質の低下を招く原因にもなりえます。

高品質な試験機を作るには小さな所にも気を抜かない姿勢が大事であると学びました。

なお、今回はねじ・ボルトの取扱いに的を絞った勉強会だったのですが、
弊社ではねじの強度を測定することのできる『ねじ締付試験機 NST』シリーズ製造しております。
ねじ・ボルト・ナットそのものにご興味のある方はぜひお問い合わせを頂けたらと思います。