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    SSTシリーズ

ばね試験機 サスペンションスプリング試験機
SSTシリーズ

「SST」シリーズは、当社が長年培ってきたばねの横力(サイドフォース)測定をさらに進化させたばね試験機です。

上下圧縮板、XY用にロードセルを複数使用し、専用ソフトウェア圧縮荷重、上および下の重心位置横荷重横荷重作用角度ねじりモーメントなどサスペンションスプリングに要求されるデータが一回の測定で収集可能です。

Z軸方向の長さ(高さ)を変化させながら、Z軸方向の荷重と同時に上下圧縮板に加わる力の重心位置および横荷重を立体的に表示し、その測定データの中から、目的のデータをピックアップし、公差判定を行うことが可能です。

  • SSTシリーズ外観

特徴

  • ばねの圧縮力Fzと重心を同時測定

    ばねの圧縮力Fzの計測と同時に、上下の荷重の重心が計測できます。

  • 下圧縮板に作用するFx・Fy・Mzを算出

    ばねを圧縮したとき、下圧縮板に作用するFxとFyおよびMzの計測が行えます。

  • 公差判定

    収集したグラフデータの中から、データをピックアップでき、公差判定が可能です。

  • ボールネジを4軸採用

    4軸のボールねじによる駆動で、極めて良好な平行度を保ちながら圧縮することが可能です。

  • 適合規格

    JIS B 7738 「コイルばね圧縮引張試験機」の0.5級(サイドフォース除く)に適合しています。

  • 専用ソフトウェア「SST-01」で簡単操作

    「連続波形モード」と「試験機モード」の二つの試験モードを、目的により使い分けることができます。

  • 「連続波形モード」

    測定波形がリアルタイム表示され、波形データをリードアウトでき、研究開発に最適です。
    保存された測定データは、波形の描画、確認やピックアップの変更、再保存、印刷ができます。

  • 「試験機モード」

    10ポイントまでスプリング高さを指定し、重心位置が上下各々測定できます。

  • 測定結果を図で表示

    測定結果ではばねに求められる諸特性を一回の圧縮試験でグラフ表示します。
    ばねの上面と下面の重心位置とサイドフォースの大きさと方向が認識しやすいように図で示します。また、各データの公差設定による合否判定などが可能です。

  • 専用PCソフト4か国語ワンパッケージ

    専用PCソフトウェアは日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の4カ国語に切り替え可能。
    その他の言語が必要な場合も、ご相談頂ければ追加可能です。
    ※PCがその言語に対応している必要があります。

  • 安全設計

    安全カバーを標準装備しています。

  • 高速試験

    最大試験速度は高速な2000 mm/minまで可能

仕様

型式 SST-20KN-J SST-50KN-J
負荷容量 圧縮:20 kN(2000 kgf)
サイドフォース:2 kN(200 kgf)
圧縮:50 kN(5000 kgf)
サイドフォース:5 kN(500 kgf)
最小荷重表示 10 N(1 kgf)/1 N(0.1 kgf)
試験機等級 JIS B 7738 0.5級
(サイドフォースを除く)
長さ 分解能
重心位置 分解能
0.01 mm
長さ精度 ±(0.05 + 0.0001L)mm以内(Lは任意の長さmm)
ストローク 800 mm
試験速度 10~2000 mm/min
圧縮板直径 φ250 mm φ340 mm
電源電圧 AC220 V 3Φ 220 V
最大消費電力 1500 VA 4000 VA
寸法
W/D/H (mm)
W920
D670
H1800
W990
D860
H1800
作業スペース
W/D (mm)
W500/D460 W540/D500
重量 約650 kg 約900 kg

※こちらの機種に外形測定器は後付けできません。
外径測定器後付け可能タイプ「SST-20KNDP」「SST-50KNDP」もございます。お気軽にお問い合わせください。

外径測定器付サスペンションスプリング試験機「SST-D」シリーズについてはこちらをご覧ください。

※改善改良のため、製品の仕様や外観は予告なしに変更する場合がございます。

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